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Enaの日記です

映画レヴュー ディファイアンス

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これも、事実を映画化したもの。

事実の映画化は好きです

 

歴史上もっとも残酷な

ヒトラーの時代に

ユダヤ人が、迫害を逃れて

森の中に逃げる話。

 

おおいにネタバレあり

 

 

最初は兄弟だけ。

自分たちだけが逃げていたら

どんどん同じユダヤ人が

集まってきてしまい

復讐するよりも

彼らを守るリーダーのように

なっていってしまう

ただ、当たり前だけど

どんどん人数が増えていくと

食糧に困っていき

いざこざが起きる

兄弟も、考えが分かれてきて

兄は同じユダヤ人を収容所から助けるために

動いて、実際に数百人を助けて

また森の中でコミュニティーをつくり

暮らしていく

ただ、冬になると

もう食糧が足りなくてどうしようもない

そうだよね、、、

そんな

コミュニティーのなかでも

女、子供をいじめる男というのが出てくる

ひどい迫害からやっと流れてきたというのに

今度はまた起きる

弱いものいじめ、、、

もーどうしようもない、、、

弟はヒトラーの、軍を倒しに

ロシア兵に加えてもらうけど、、、

もう

悲惨以外の言葉が見当たらない

ただ、一つだけいえるのは

人間らしく死ぬことができるのは

幸せだということ。

どんなに、みじめでも

戦いの中でも

他の人から

寄り添われる気持ちの中で

あの世にいけるのは、

この、時代の中

幸せだということ。痛烈に思った。

人としていけるのは、幸せなんだと。

最後は

別れた兄弟が元に戻る

本当に、この兄弟がいなかったら

もっと悲惨なことになっていたのだなと

わかった

人間らしく生きるために

この兄弟がいてくれてよかった。

神様がいないと嘆くこの虐殺の時代に

この兄弟を神様が遣わしてくれたのかも

しれないと思った

彼らのおかげで今も数万人が

生きている。

事実だから本当にすごいしか

出てこない

すごい映画でした。